口臭が気になる方へ

グリコの健康科学研究所が調査した結果82.0%が他人の口臭が気になり、77.8%が自分の口臭に気をつけていました。
また別の大手企業の調査でも年代に関係なく80%以上の人が口臭の悩みがあると回答しました。

実際に家族や友人、仕事上の会話などで、自分や他人の口臭が気になったことがある方も多いのではないでしょうか。
口臭には自分では中々気づけず、また、他の人も指摘がしづらいものです。早めに適切な処置を受けて下さい。

口臭のセルフチェックリスト

  • 虫歯で歯に穴が開いている
  • 歯に汚れや歯石が付いている
  • 歯肉が赤く腫れている
  • 歯磨きすると歯ブラシに血がつく
  • 歯に食べ物が挟まる
  • 口の中がネバネバする
  • 舌が白または淡黄色である
  • 歯科医院に一年以上行っていない
  • 口が渇く
  • タバコを吸っている
  • 緊張することやストレスが多い

口臭の90%は口の中の病気が原因

口の中の細菌が出す揮発性硫黄化合物が、口臭の原因になります。

つまり口の中の細菌の量が増え、この揮発性化合物質が増えると口臭がします。
例えば起床時に口臭がきつくなるのは、就寝中に唾液が減少し細菌の量が増え、揮発性硫黄化合物が増えるためです。

それと同様に、普段の歯磨きに問題がある場合や、定期的な歯のクリーニング等を行っていない場合も、細菌の塊である歯垢や歯石が増え、口臭がしてきます。
また細菌の量が増えるほど、そのにおいもきつくなっていきます。

その他の口臭の原因として、歯周病や虫歯も考えられます。
歯周病の場合は、進行に伴い歯周ポケット内に膿が溜まり匂いを発っします。
虫歯の場合は、放置された虫歯の穴に食べかすなどが詰まり、それが腐って匂いを発っします。

口の中が原因の口臭は口腔内のクリーニング、歯周病治療、虫歯治療を受けることで改善出来ます。

病気ではない一時的な口臭

極度の緊張や喫煙によって、口が乾いた時も口臭がします。
また、アルコールや、にんにくなどを食べた時も口臭がします。口の中に残っている食べカスが直接臭う場合と、食べ物が消化され血液をめぐって肺に行き、呼気とともに臭いが放出される場合に分けられます。

しかしこれらは病気ではなく、一過性のものなのでブレスケア商品や保湿スプレーなどで対応できます。

全身的な病気が原因でも口臭が

蓄膿症等で鼻の奥に溜まった膿が喉に流れてきて、口臭がする場合があります。
また、胃潰瘍や十二指腸潰瘍、胃がん等でも口臭がします。

口の中を清潔にしても口臭が改善しない場合は何らかの内臓疾患の可能性もあります。

当院での口臭治療

病的口臭の90%は口の中に問題があると言われ、当院でも口臭を気にして来院される方には必ずと言っていいほど歯周病や虫歯があります。

虫歯の場合

虫歯で穴が開いている場合、速やかに虫歯治療を行い、食べかすが詰まらないよう穴を塞ぎます。
また被せ物や詰め物が歯に合っておらず、歯との境目に段差や隙間がある場合は、歯にぴったりと適合した被せ物に作り変えます。

基本的な虫歯治療については早期受診が効果的、当院の虫歯治療についてを、
汚れが溜まりにくく虫歯になりにくい、歯にピッタリと適合した被せ物治療については、虫歯・歯周病の再発予防にゴールドを勧める理由をご参照ください。

歯周病の場合

臭いのもととなる歯垢や歯石、歯の周囲にたまった膿を、歯のクリーニングで一掃いたします。

当院では、まず歯ブラシとフロス(糸ようじ)を使い、セルフクリーニングの基本である歯磨き指導を1時間近くかけ丁寧に行います。毎日の正しい歯磨きは口臭治療の第一歩です。また歯と歯の間に挟まった食べかすは、歯ブラシでは取れませんので、フロス(糸ようじ)も使用することをお勧めします。

次に歯磨きでは取れなくなった歯石や歯垢を徹底的に除去します。
たまった歯垢や歯石は一回で簡単に完全に除去できるものではありません。また取り残しがあっては意味がありません。量にもよりますが当院では4~5回かけ、徹底的に歯石や歯垢を除去します。

基本的な歯周病治療については、当院では、3本の柱であなたの口を歯周病から守りますをご参照ください。

スッキリ爽やかな口臭のない口を維持するために

口臭が一度落ち着いても、汚れが溜まるとまた口臭が起こります。ですので、口腔内をきれいなまま維持する必要があります。そのためには毎日の歯磨きによるセルフクリーニングと定期的な歯科医院でのプロフェッショナルクリーニングが大切になります。

歯磨きで口腔内の清掃状態を維持できていれば、1回1時間程度の手軽な歯のクリーニング(PMTC)も利用できますので、ぜひご活用ください。

定期検診・PMTCについては、虫歯や歯周病を「治す」から「防ぐ」へ、当院の予防歯科についてをご参照ください。

歯並びに問題があり、汚れがたまりやすく歯磨きがしづらい方には部分矯正(MTM)などで歯並びを改善し、汚れがたまりにくい口腔内環境を作ることも口臭予防につながります。

部分矯正(MTM)については、気になる歯だけを部分矯正、当院の部分矯正・MTMについてを、
歯並びの改善については、気になる歯並びを直す5つの方法をご参照ください。

口臭で悩んだり、口臭を気にして口元を抑えて会話をするなど、不自由な思いをする前に、当院にご相談ください。

カテゴリー:歯科全般

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